反転療法のリスクと注意点
反転療法は、背中の痛みを和らげる目的で古代から行われてきた治療法です。体を逆さまにすることで脊椎が自然に伸び、緊張が緩和されるとされていますが、実施する前に以下のリスクを確認しましょう。
反転療法と相性の悪い症状
- 妊娠中、ヘルニア、高血圧、最近の脳卒中、心臓・循環器系の疾患、緑内障、結膜炎(いわゆる「ピンクアイ」)、網膜剥離、脊椎損傷、関節腫脹、骨粗鬆症、未治癒の骨折や外傷、耳の感染症、肥満などがある場合は、反転療法を避けてください。
反転角度の注意
- 初心者は特に、過度な角度で逆さまになることを避け、わずかな傾斜から始めることが重要です。
初心者はサポートが必要
- 足が頭の上に12インチ(約30cm)以下の軽い角度で逆さまになる場合でも、初めての方は必ず誰かに見守ってもらいましょう。めまいが生じた際にすぐ対応できるようにするためです。
脳卒中や血管破裂のリスク
- 1983年にゴールドマン医師が発表した研究では、反転療法が脳卒中のリスクを高めると報告されましたが、同氏は後に結果を修正し、立位での運動作と同程度のリスクであると結論付けています。
専門家の見解
- 安全に行うため、反転療法を始める前に必ず医師に相談してください。
上記のポイントを踏まえて、適切な環境とサポートのもとで実施すれば、反転療法は背中の不調緩和に役立つ可能性があります。
