カラ・アザール:臓器への影響と脾臓・肝臓・骨髄の関与
カラ・アザール(粟粒病)では、原因微生物であるリーシュマニア・ドノバニが主に脾臓、肝臓、骨髄に影響を及ぼします。
脾臓
脾臓はカラ・アザールで最も頻繁かつ重度に障害される臓器です。腫大し、うっ血し、硬くなり、通常の数倍の重さになることがあります。この腫大は腹部の不快感や痛み、満腹感を引き起こすことがあります。
肝臓
肝臓も同様に影響を受けやすく、腫大やうっ血が見られます。重症例では肝障害が進行し、黄疸、腹水、肝機能低下などの症状が現れます。
骨髄
骨髄はリーシュマニアが増殖し全身へ拡散する場です。骨髄への寄生が進むと、血球産生が低下し、貧血、血小板減少症、白血球減少症を引き起こします。
脾臓・肝臓・骨髄以外にも、皮膚、リンパ節、消化管などに症状が出ることがあります。症状や合併症は個人差と感染の重症度により異なります。
