赤酵母(レッドライスイースト)の安全性について
赤酵母(レッドライスイースト)は、コレステロール低下を目的としたハーブサプリメントです。使用にあたっては、個人差による副作用や症状が報告されています。安全に摂取するためのポイントと注意すべき副作用を解説します。
赤酵母について
学名は Monascus purpureus(モナカス・プルプレウス)で、赤米酵母、紅麹(こうじ)とも呼ばれます。赤米にこの酵母を発酵させて作られ、中国では保存料や香辛料、着色料として利用されます。北京ダックの赤い色付けや、魚醤、魚ペースト、赤ワインなどにも使用されています。また、伝統的な漢方薬として血行不良、消化不良、下痢の改善に用いられることがあります。
副作用
全ての人に起こるわけではありませんが、赤酵母の摂取に伴う主な副作用は以下の通りです。
- 頭痛
- 消化不良
- 膨満感・ガス
- めまい
- 胸焼け
- 筋肉痛
- 関節痛
- 肝臓の炎症
- 末梢神経障害
さらに、筋肉の異常(ミオパチー)や、稀に横紋筋融解症が起こることがあります。ミオパチーは筋肉痛・筋力低下・クレアチンキナーゼ上昇を伴い、横紋筋融解症は筋組織の破壊により腎不全へ進行する可能性があります。
その他の安全情報
赤酵母製品には、発酵過程で生成される毒性副産物シトリニンが含まれることがあります。妊娠中・授乳中の女性は使用を避けるべきです。また、肝臓疾患の診断を受けている、あるいは肝臓疾患リスクが高い人、急性の感染症や腎臓疾患、臓器移植を受けた人も使用を控えてください。
摂取中に筋肉痛や圧痛が現れた場合は直ちに使用を中止し、医師に相談しましょう。新しいサプリメントを始める前には必ず医療従事者と相談し、体調に変化やアレルギー反応が出たら使用を中止してください。
