HDLレベルが高いとは何を意味するのか?

HDL(高密度リポタンパク)は血中コレステロールの指標のひとつです。米国心臓協会によると、血液検査で40〜50 mg/dLが正常範囲とされ、60 mg/dL以上は高値とみなされます。HDLが高いほど心疾患のリスクは低くなります。

HDLは何をするのか?

HDLは「善玉コレステロール」と呼ばれ、血液中のコレステロールを肝臓へ運び、体外へ排出させます。また、細胞へのコレステロール取り込みを防ぎ、心臓を保護します。

LDLはどうか?

LDLは「悪玉コレステロール」と呼ばれ、コレステロールを組織や動脈壁に沈着させ、プラーク形成の原因となります。LDLが160 mg/dL以上は心血管疾患のリスクが高く、他のリスク因子がある場合は130 mg/dL未満に抑えることが推奨されます。

総コレステロール

総コレステロールはHDL・LDL・その他リポタンパクの合計です。リスクがない人の目標は200 mg/dL以下で、240 mg/dLを超えると心疾患リスクが2倍になります。

総コレステロール/HDL比

この比率は心疾患リスクの最も有力な指標です。男性で3.4、女性で3.3以下なら平均リスクの半分、男性で24、女性で11以上なら平均の3倍のリスクとされます。

HDLを上げる方法

  • 週3回、30分以上の有酸素運動を行う。
  • 喫煙はHDLを下げ、リスクを高めるため禁煙する。
  • アボカド、オリーブオイル、脂肪の多い魚、魚油などの健康的な脂質を摂取する。
  • 水溶性食物繊維(果物、野菜、オートミールなど)はLDLを下げ、HDLを上げる。

HDLを上げる薬はあるか

現在のコレステロール治療は主にLDLを下げることに焦点を当てており、薬の中にはHDLも低下させるものがあります。食事と運動が最も効果的です。

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