ベックうつ病自己評価尺度(BDI)の解釈方法
ベックうつ病自己評価尺度(Beck Depression Inventory、BDI)は、アーロン・T・ベックが開発した自己記入式の質問票で、思春期から成人までのうつ病症状を評価します。最新版のBDI‑IIは1996年に刊行され、DSM‑IVの診断基準に合わせて項目が調整されています。適切な知識があれば、得点の解釈は比較的容易です。
必要なもの
- ベックうつ病自己評価尺度(BDI)テストマニュアル
手順
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患者がBDIに回答したら、21項目それぞれの4段階評価(0〜3)を合計します。測定対象は無価値感、自己嫌悪、死への願望、以前楽しんでいたことへの興味喪失、エネルギー低下などです。
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合計点をマニュアルの表と照らし合わせます。0〜13点は軽症、14〜19点は軽度うつ、20〜28点は中等度うつ、29点以上は重度うつと分類されます(BDI‑IIの基準)。
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自己報告のため、回答にバイアスがないか確認します。患者が自分を良く見せようとしたり、恥ずかしさから正直に答えられない可能性があります。
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臨床経験や観察結果、BDIのスコアを総合的に判断し、うつ症状の重症度を評価します。低スコアは症状が軽微であることを示し、高スコアは重度のうつ症状を示唆します。
