うつ病がもたらす影響と対策
身体的症状
うつ病の最も顕著な影響は身体に現れます。体重が急激に増減したり、不眠や過眠に悩まされたり、頻繁に泣くことがあります。表面上は見えにくいケースでも、悲しみや不安が消化不良や蕁麻疹(じんましん)などの皮膚症状として現れることがあります。
友人・家族への影響
うつ病は本人だけでなく、周囲の友人や家族にも深刻な影響を及ぼします。米国では約1,500万人、人口の6.7%がうつ病と診断されており、その結果、離婚、学校での行動問題、不倫、身体的・精神的虐待などが増加することが報告されています。
自殺
米国国立衛生研究所によると、成人の約12%が自殺で死亡しており、65歳以上では16%に上ります。自殺者の75%がうつ病を抱えていたとされ、うつ病の早期発見と治療が不十分であることが大きな課題です。
医療への影響
うつ病は肥満、心臓病、不安障害など他の疾患とも関連しています。健康状態が悪化すると、家庭の医療費や病院・保険会社、国家全体の医療費が増大します。一方、積極的な治療により健康が回復すれば、経済的・社会的に多くの好循環が期待できます。
助けを求める方法
うつ病の疑いがある場合はまず医師に相談しましょう。治療は運動や睡眠の改善から、カウンセリング、抗うつ薬、あるいはその併用まで幅広くあります。自殺念慮があるときは、信頼できる医療従事者や家族・友人にすぐに伝え、米国の場合は全国自殺予防ライフライン(800-273-TALK)へ電話してください。
