II型糖尿病の食事ガイド
膵臓は血液中の糖を分解し、細胞がエネルギーとして利用できるようインスリンを産生します。膵臓のインスリン分泌が不足するか、細胞がインスリンを受け入れないと、II型糖尿病となります。適切な対策と生活習慣の改善で、症状をコントロールしながら健康に暮らすことが可能です。
食事で健康な生活
II型糖尿病は適切に管理すれば、寿命を延ばすことさえ可能です。糖尿病食の基本は、体に有害なジャンクフードを健康的な食品に置き換えることです。これは体重管理とインスリン抵抗性の改善の両方に役立ちます。
炭水化物
糖尿病でも、診断前に好んでいた食品の多くは引き続き食べられますが、賢く選ぶ必要があります。脂肪・炭水化物・糖分が高い食品は、摂取量を制限すべきです。炭水化物は大きく3種類に分かれ、うち「デンプン」と「糖」は血糖を上昇させます。糖とデンプンはできるだけ控え、食物繊維が豊富な炭水化物(豆類や全粒穀物)を中心に摂取しましょう。糖尿病患者は、1日の炭水化物摂取量を計算する習慣が身についています。
脂質
脂質も善悪があります。糖尿病は心血管疾患のリスクを高めるため、コレステロールが高い飽和脂肪は避けるべきです。加工食品に多く含まれる飽和脂肪は動脈硬化を招きやすく、全乳、脂肪の多い肉、バター、グレービーは控えましょう。一方、悪玉コレステロールを減らす効果のある不飽和脂肪は積極的に摂りたいです。モノ不飽和脂肪はアボカド、オリーブオイル、ゴマ油、ナッツ類(ピーナッツなど)に含まれます。オメガ3脂肪酸は魚、亜麻仁、豆腐などに豊富です。
デザート
甘いものが完全に禁じられるわけではありません。炭水化物計算に収まる範囲であれば、好きなスイーツを楽しむことができます。暗いチョコレートやカカオ含有量の高いチョコレートは比較的炭水化物が少ないので選びやすいですが、必ず包装に記載された糖質量を確認してください。スイーツは日常的に摂るのではなく、特別な時のご褒美として取り入れましょう。
