飽和脂肪と減量の関係と対策

脂肪は食事の重要な構成要素で、たんぱく質や炭水化物と並んで三大栄養素のひとつです。飽和脂肪は「悪玉脂肪」と呼ばれ、心臓病やコレステロールの上昇リスクと関連しています。また、過剰な飽和脂肪は肥満とも結びつくことが報告されています。

脂肪のカロリー

脂肪は総摂取エネルギーの約30%を占め、そのうち5%~10%が飽和脂肪です。脂肪は1gあたり9kcalと、炭水化物やたんぱく質(1gあたり4kcal)に比べて高エネルギーです。そのため、脂肪の摂取量が多いと体重増加につながりやすく、脂肪摂取を抑えることで減量が期待できます。

飽和脂肪とは

飽和脂肪は常温で固体になる脂肪で、バター、脂肪の多い肉、加工食品、全乳製品、チーズなどに含まれます。飽和脂肪を多く摂ると血中のLDL(低密度リポタンパク)値が上昇し、血中脂質が増加します。余分な脂質はエネルギーとして消費されなければ体脂肪として蓄積されます。飽和脂肪の摂取を減らすには、赤身肉や生の食材、低脂肪乳製品を選び、果物や野菜を積極的に取り入れると効果的です。

健康的な脂肪(不飽和脂肪)

ヴィクトリア州保健局(betterhealth.vic.gov)の調査によると、動物性脂肪は植物性や魚由来の脂肪に比べて体脂肪の蓄積が促進されやすいとされています。特に飽和脂肪は腹部に脂肪がたまりやすく、肥満や心血管疾患のリスクが高まります。一方、オメガ‑3系・オメガ‑6系の多価不飽和脂肪は魚介類、ナッツ、種子、そして一部の野菜や果物に含まれます。総脂肪摂取の大部分を不飽和脂肪に置き換えることで、健康的な体重管理が可能です。

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