低脂肪食の影響と正しい脂質の取り方

脂質の種類

飽和脂肪酸やトランス脂肪酸を過剰に摂取すると、心臓病のリスクが高まり、悪玉(LDL)コレステロールが増加します。一方、オメガ‑3 系の多価不飽和脂肪酸などの不飽和脂肪は体に有益です。

脂質の機能

脂質はビタミンA、D、E、Kの吸収を助け、体内にエネルギーを蓄えます。また、体脂肪は臓器を保護し、ホルモン調整に関与します。さらに、脂肪は胃の排出を遅くし、満腹感を持続させます。

専門家の推奨

米国農務省(USDA)の食事指針では、総エネルギーの20〜35%を脂質から摂取することが推奨されています。そのうち飽和脂肪は総エネルギーの10%未満、トランス脂肪はできるだけ排除するよう勧められています。

考慮すべき点

飽和脂肪酸の摂取を減らすことで心疾患や慢性疾患のリスクは低下しますが、脂質全体を過度に制限すると、HDL(善玉)コレステロールが低下し、ホルモンバランスの乱れ、月経不順、血圧変動、免疫機能低下などの問題が生じる可能性があります。

誤解と真実

低脂肪食品がカロリーゼロというわけではありません。味や食感を補うために糖類、塩分、炭水化物が追加されることが多く、結果として高カロリーになることがあります。過剰に摂取すれば体重増加につながります。

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