DIYカロリメーターの作り方
必要なもの
- 発泡スチロール製の紙コップ 3個
- フリップ式プラスチック製コーヒー蓋
- ペンなどの穿刺用具
- かき混ぜ棒
- 水
- メートル法計量カップ
- 摂氏表示の温度計
- 反応物
手順
- 組み立てと校正
- プラスチック蓋に2つの穴を開ける。1つは温度計が通る大きさ、もう1つはかき混ぜ棒が通る大きさにする。
- コップ1に冷水を測って入れる(例:25 g)。もう1つのコップに重ね、2つのコップを一体化させてカロリメーターとする。
- 冷水に温度計を入れ、温度を記録する。
- 別のコップに同量の熱い水(例:25 g)を入れ、温度計で温度を記録する。
- 熱い水を冷水に注ぎ、蓋を閉め、かき混ぜ棒でよくかき混ぜる。温度計を入れ、混合後の温度を記録する。
- 熱い水の初温度と混合後の温度の差を求め、熱い水の温度変化 Δt_h を算出する。
- 同様に冷水の温度変化 Δt_c を求める。
- 熱い水の吸熱量を計算する:
Q_h = m_h × Δt_h × 4.184 (単位:J)
- 冷水の吸熱量を計算する:
Q_c = m_c × Δt_c × 4.184
- 系全体の熱変化は0になるので、
0 = Q_{カロリメーター} + Q_h + Q_c
からカロリメーターの吸熱量 Q_{カロリメーター} を求める。
- カロリメーターの熱容量 C を求める:
Q_{カロリメーター} = C × Δt_{カロリメーター}
(Δt_{カロリメーター} は冷水の温度変化と同じ)
- 得られた熱容量を用いて、塩の溶解熱など他の反応の熱変化を測定できる。