バスマティ米1カップの栄養情報

炭水化物と脂質

調理した茶色のバスマティ米1カップは216kcalです。バスマティ米は複合炭水化物を多く含み、1カップで45gの炭水化物を提供し、脳や神経系にエネルギーを供給します。脂質、ナトリウム、グルテンは含まれていません。また、コレステロールもゼロで、血中コレステロール値のバランスを整える可能性があります。ルイジアナ州立大学の研究(2005年1月『American Journal of Clinical Nutrition』掲載)では、適度にコレステロールが高い被験者に対し、茶色米の油分がLDL(悪玉)コレステロールを低下させることが示されました。

その他の栄養素

バスマティ米は米類の中で必須栄養素とアミノ酸が最も豊富です。1カップでたんぱく質の推奨摂取量(RDA)の約10%を供給します。また、マグネシウム84mg(RDAの21%)を含み、インスリン分泌や血圧調整に寄与します。マンガンは約2mgで炭水化物とたんぱく質の代謝に必須です。茶色バスマティ米はビタミンB群、特にナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB1(チアミン)が豊富で、血行、消化、脳機能をサポートします。さらに、カルシウム、カリウム、銅、亜鉛、抗酸化ビタミンE、血液凝固に関わるビタミンK、赤血球形成に必要な鉄なども含まれます。

血糖指数(GI)

血糖指数は炭水化物食品が血糖を上昇させる速さを示す指標です。GIが高い食品は血糖を急激に上げますが、全粒穀物はGIが低く、消化が緩やかでインスリン感受性の改善やがん・心疾患リスクの低減に寄与します。バスマティ米はデンプンの一種であるアミラーゼが多く含まれ、低GIの要因となります。マレーシア・プトラ大学の研究では、糖尿病患者が低GI食品(バスマティ米を含む)を多く摂取した群でヘモグロビン値の低下が確認されました。

がん予防効果

茶色バスマティ米は1カップあたり食物繊維3.5g(RDAの14%)を含み、白米の約2倍の不溶性繊維が腸内環境を整え、がん予防に寄与すると考えられます。また、セレンを1カップでRDAの27%供給し、大腸、乳房、胃、食道、前立腺、肝臓、膀胱などのがんリスクを大幅に低減すると報告されています。Natural Newsによると、セレンはDNA修復や合成を促進し、腫瘍形成を抑制する可能性があります。

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