不健康な食生活が身体にもたらす影響
健康的な食事の基準は分かりにくいことがありますが、2011年6月に米国農務省は従来の食事ピラミッドを廃止し、代わりに「MyPlate(マイプレート)」という視覚的ガイドを導入しました。マイプレートは、皿を5つのセクション(果物、野菜、穀物、たんぱく質、乳製品)に分け、バランスの取れた食事を促すものです。このような指針は、偏った食事がもたらす身体的リスクを防ぐ手助けとなります。
肥満
肥満は不健康な食生活の最も顕著な結果の一つです。米国疾病予防管理センター(CDC)は、身長に対して体重が過剰な人を「肥満」や「過体重」と定義し、BMI(体格指数)やウエスト周囲径で評価します。肥満は心臓病、糖尿病、睡眠時無呼吸症候群、呼吸器疾患、骨疾患、脳卒中、さらには特定のがんのリスクを高める要因となります。
心臓病
冠動脈疾患(CAD)は米国保健福祉省が示す最も一般的な心臓病です。食事が高脂肪・高コレステロールであると、動脈内にプラークが蓄積し、血流が阻害されます。また、血糖が過剰になることも冠動脈疾患のリスクを増大させます。
糖尿病
不健康な食習慣と体重過多は、糖尿病の発症と密接に関係しています。糖尿病は血中ブドウ糖が慢性的に高い状態で、インスリンの分泌不足または作用不全が原因です。糖尿病患者は心臓病、脳卒中、高血圧のリスクが上がり、失明や四肢切断といった合併症も起こり得ます。
栄養失調
過食だけでなく、摂取カロリーが不足することも健康を害します。拒食症や過食症などの摂食障害では、必要な栄養素が欠乏し、電解質バランスが乱れやすくなります。カルシウム、カリウム、ナトリウムなどの電解質が不足すると、倦怠感、不整脈、痙攣などの症状が現れます。
バランスの取れた食事を心がけることで、これらのリスクを大幅に低減できます。
