避けるべきダイエット食品と健康リスク

脂肪とコレステロール

飽和脂肪酸やトランス脂肪酸を多く含む食品は、悪玉(LDL)コレステロールを上昇させ、動脈に脂肪が沈着しやすくなります。結果として心疾患や脳卒中のリスクが高まります。アメリカ心臓協会によると、飽和脂肪がコレステロール上昇の最大要因です。代表的な食品は、チェダーやムンスターチーズ、クリーム、揚げ物、脂身の多い牛肉や豚のリブ、アイスクリームなどです。購入時は栄養表示を確認し、オリーブオイルやカノラ油など、飽和脂肪が少なく一価不飽和脂肪が多い油を選びましょう。

トランス脂肪については、表示が「0g」でも1食分あたり0.5gまで含まれる場合があります。FDAの基準により「トランス脂肪なし」と表示できるため、成分表で「部分的に水素添加された油」が含まれていないか必ずチェックしてください。

カロリーと糖分

カロリーは食物のエネルギー量を示す単位ですが、過剰に摂取すると余剰分が体脂肪として蓄えられます。余分なカロリーはグルコースに変換され、使われなかった分は中性脂肪(トリグリセリド)に変わり、血中トリグリセリドが増えるとコレステロール上昇や肥満などの健康問題を招きます。

特に単糖類(単純糖)から来るカロリーは栄養価が低く、体への負担が大きいです。炭酸飲料、キャンディ、甘いジュースは代表的な例です。「空のカロリー」と呼ばれるこれらの食品はなるべく避け、全粒粉のパンやパスタなど、食物繊維とビタミンが豊富な未精製炭水化物を選びましょう。

ナトリウム(塩分)

適量のナトリウムは体液バランスを保つために必要ですが、過剰摂取は血圧上昇を招き、放置すれば心疾患や腎臓病の原因となります。調理時に塩を追加すれば即座にナトリウム量が増えるほか、加工食品にも多く含まれています。代表的な高ナトリウム食品は、サラミやボローニャ、ホットドッグなどの加工肉、ポテトチップス、V8ジュースなどの「健康」飲料です。

過剰摂取を防ぐには、食品ラベルをよく読み「無塩」や「減塩」表記の製品を選びましょう。スープの素やクラッカーなども減塩バージョンが市販されています。

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