DMSOが植物の成長に与える影響

濃度別の影響

1969年にウィスコンシン大学のSchmitzとSkoogが実施した研究では、DMSO濃度が0.2~0.4%の範囲ではタバコ植物の成長に目立った影響は見られませんでした。しかし、0.8%以上の濃度になると収量が50%以上減少しました。なお、植物自体に外観上の損傷は確認されませんでした。

細菌増殖への影響

2006年にカナダ国立研究会議(NRC)のRobison・Smid・Wolynらが行ったハイドロポニック培養での実験では、DMSOを含む溶媒系は根部に細菌の増加をもたらすことが分かりました。エタノールやメタノールに比べて細菌数は少ないものの、DMSO濃度が0.001~0.05%の条件下で、葉が小さくなり、8日後には死細胞が観察されました。

細胞内水分子との相互作用

デトロイト大学のH. Harry Szmantは、DMSOが細胞内の水分子と結合しやすいことを報告しています。水分子との結合は生体システム全体への影響を示唆しており、今後の詳細な研究が必要です。

栄養 - 関連記事