液体から乳酸菌を抽出する手順
乳酸菌は自然界に広く存在し、土壌や植物、動物や人間の消化管に多く見られます。有害なアンモニアを吸収し、乳酸や酵素、天然抗生物質を生成するため、生態系や健康に重要な役割を果たします。特にヒトの腸内環境では、善玉菌の増殖を促し、胃酸のpHバランスを整え、E.coli などの有害菌の増殖を抑制します。乳酸菌を抽出・培養すれば、医療、農業、食品保存などさまざまな分野で活用できます。
必要なもの
- ボウル 2個
- 大きな容器
- ゴムバンド
- 米
- 水
- 牛乳
- 布
- 砂糖
手順
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培養液の準備
乳酸菌を増やす液体を用意します。すでに抽出したい液体がある場合はこのステップをスキップしてください。新たに作る場合は、ボウルに米を入れ水を注ぎ、5分間置いた後、濁った水を別のボウルにこします(水はボウルの半分程度の量になるはずです)。布で覆い、ゴムバンドで固定して呼吸させます。冷暗所に置き、1〜2週間放置します。温度が高いほど早く増殖し、20℃(68°F)なら1週間で十分です。
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乳酸菌への餌やり
米水(または既存の液体)には空気中からさまざまな細菌が混入しています。乳酸菌を優位にさせるため、液体を大きな容器に移し、浮遊物や胞子を取り除きます。その後、牛乳を10倍の量で加えて混ぜ、再び布で覆い、ゴムバンドで固定します。冷暗所で5日から1週間放置します。
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上澄みの除去
この期間が過ぎると、牛乳の脂肪が上部に分離し、下部に純粋な乳酸菌培養液ができます。上澄みの脂肪をすくい取り、下の培養液と混ざらないように注意します。
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培養液の保存
培養液は冷蔵庫で保存すれば1年程度持ちます(酸っぱい臭いがしたら乳酸菌は死滅)。常温保存したい場合は、同量の砂糖またはモラセス(糖蜜)を加えて菌の活動を維持します。これで乳酸菌培養液の完成です。
