スパイスに含まれる微量金属の調査
多くの人は塩や胡椒からカイエンペッパー、シナモンなど、さまざまなスパイスを好んで使用します。しかし、1970年代以降の科学的研究により、スパイス中に微量金属が含まれることが明らかになっています。金属の含有量はスパイスの種類や産地によって大きく異なります。
鉛(Pb)
スパイスに含まれる金属で特に問題視されるのが鉛です。過剰な鉛は人体に深刻な影響を及ぼし、血中に取り込まれると鉛中毒を引き起こします。2009年に『New York Science Journal』に掲載された報告では、パキスタンで生産される多くの市販スパイスに健康基準を超える鉛が検出されたことが示されています。
クロム(Cr)
クロムも微量金属の一つで、少量であれば問題ありませんが、過剰摂取は有害です。パキスタンの屋外市場で販売されているスパイスの調査では、クロム汚染が指摘され、日常的に使用すると健康リスクが高まります。
その他の微量金属
鉛やクロム以外にも、銅(Cu)、コバルト(Co)、カドミウム(Cd)などがスパイス中に検出されています。これらの金属は鉛やクロムほど頻繁に高濃度で見つかるわけではありませんが、産地によっては過剰になることがあります。パキスタンだけでなく、世界各地のスパイスでも同様のリスクが報告されています。
