鉄分強化食品一覧

鉄分が強化された食品は、必須ミネラルである鉄を追加した加工食品です。世界中で鉄不足を防ぐため、ベビーフォーミュラや朝食用シリアルなど様々な食品に添加されています。鉄分が自然に多く含まれる「鉄分豊富な食品」とは異なり、鉄強化食品は必ず表示があり、穀物やパスタなど幅広い食品で摂取しやすくなっています。

乳児用ミルク・シリアル

  • ベビーミルクやシリアルは鉄分が強化されています。

    国連大学出版局のデイビッド・L・ヤング博士の研究によると、乳児期は成長に必要な栄養素が最も多く必要とされる時期です。先進国でも約15%の乳児が鉄欠乏状態にあると指摘されています。そのため、乳児用ミルクやベビーシリアルは吸収しやすい形で鉄が添加されており、24か月までの子どもに適切な鉄分補給が期待できます。

パン・パスタ・白米

  • パンは鉄分が添加されていることが多いです。

    精製された小麦粉や米は加工過程で天然の鉄分が失われます。そのため、製造メーカーは鉄だけでなくチアミンやリボフラビンなども追加して栄養価を補っています。アイオワ州立大学の『Journal of Nutrition』によれば、シリアル粉、小麦、トウモロコシは「鉄分強化の最も一般的な媒体」とされています。鉄強化パンや濃化パスタは包装に明示され、栄養表示で鉄分量を確認できます。

朝食用シリアル

  • シリアル1食分で1日の鉄分必要量の3分の1を摂取可能です。

    食べやすいレトルトシリアル、オートミール、グリッツなどは鉄分が強化されています。オハイオ州立大学のデータシートによれば、1食分で4.5〜7 mg(1日推奨量の約39%)の鉄を供給できます。牛乳中心の食事は鉄分が少なく、鉄の吸収を阻害するため、幼児の鉄欠乏リスクが高まります。鉄強化シリアルはそのリスクを軽減する有効な手段です。

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