クエルセチンが豊富な食品

フラボノイドの一種であるクエルセチンは、抗炎症・抗がん作用が期待でき、心臓の健康をサポートするとされています。フラボノイドは果物や野菜に含まれる抗酸化物質で、体内のさまざまなプロセスを守ります。クエルセチンは潰瘍・白内障・アレルギーの予防にも効果があると報告されています。

一般的に、ほとんどの人は1日あたり5〜70 mgのクエルセチンを食事から摂取していますが、サプリメント情報誌『Vitamin Retailer』は「1回400 mg、1日3回」の摂取を推奨しています。

リンゴ

リンゴはクエルセチンをはじめとする抗酸化物質が豊富です。特に皮に多く含まれ、赤いデリシャス、アイダ・レッド、ノーザン・スパイといった品種が最も健康効果が高いとされています。アンドリュー・ワイル博士は、農薬汚染が指摘される「ダーティ・ドゥズン」の一つであるため、オーガニックのリンゴを選ぶことを勧めています。クエルセチンは記憶力向上やアルツハイマー病予防にも期待でき、1日1個のリンゴで効果的に摂取できます。

お茶

緑茶・紅茶のどちらもクエルセチンを含みますが、デカフェの紅茶が最も多く、次いで緑茶、カフェイン入りの紅茶の順です(米国農務省データ)。瓶入りのお茶よりも淹れたての茶葉の方が抗酸化物質が豊富です。緑茶はカテキンという別の抗がん性抗酸化物質も多く、乾燥緑茶は乾燥紅茶の約3.5倍のカテキンを含みます。

玉ねぎ

オランダ・ワーゲニンゲン農業大学の研究によれば、玉ねぎからのクエルセチン吸収率はリンゴの3倍、茶の2倍と非常に高いことが分かっています。100 gの玉ねぎには22〜52 mgのクエルセチンが含まれると推定されています。さらに、玉ねぎはカルシウムやビタミンC、カリウム、食物繊維、鉄、たんぱく質も豊富で、スイス・ベルン大学の研究では乾燥玉ねぎの摂取が骨密度を高め、骨粗鬆症予防に役立つ可能性が示唆されています。

これらの食品を日常的に取り入れることで、クエルセチンの健康効果を手軽に享受できます。

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