FD&C と Lake 着色料の違い
食品着色料の基礎
人工着色料は天然のアナトー種子やビートジュース濃縮液よりも色が濃く、均一です。食品着色料は「染料(dyes)」と「ラケ(lakes)」の2種類があります。FD&C染料は食品、医薬品、化粧品に使用でき、認可されたものは7色で、例としてFD&C Yellow No.5やFD&C Blue No.1があります。
構成
FD&C染料は「直染料」と呼ばれ、他の物質と混合されていません。純度は最低85%の染料です。一方、ラケは直染料とアルミニウム水酸化物の化学反応で生成されるアルミニウムラケで、FD&C染料を原料に作られます。ラケはFD&C染料よりも濃縮されています。
形態
FD&C染料は粉末または顆粒状で、水と混ぜて色を出します。液体を加えたペーストや溶液としても販売されています。ラケは非常に細かい粉末で、他の媒体に分散しやすく、含有するFD&C染料の濃度に応じた製品があります。
溶解性
FD&C染料は水溶性で、油脂には混ざりません。ラケは水や一部の有機溶媒に不溶ですが、油脂には分散しやすく、グリセリン、プロピレングリコール、スクロースなどをキャリアとして使用できます。
用途
ラケはキャンディや錠剤の硬いコーティングに使用され、層を重ねて特定の色を出します。また、植物油に分散させてチョコレートやキャンディコーティングなど脂肪分の多い製品を着色します。染料は食品内部に浸透しやすいのに対し、ラケは滲みにくく、乾燥原料や粉末、チューインガムにも使用できます。FD&C染料は飲料やベーカリー製品の着色に適しています。
