シアーズ博士が提唱する除去食ダイエットとは?
食物アレルギーと感受性
食物アレルギーは、体の免疫系が特定の食品を有害と認識し、抗体を放出して反応する状態です。一方、食物感受性は免疫系とは関係なく、体がその食品を耐えられない状態を指します。主な症状は、発疹、じんましん、偏頭痛、胃部不快感、湿疹などです。
概念
シアーズ博士が提唱する除去食ダイエットは、食物アレルギーや感受性を特定するための方法です。まず、疑わしいすべての食品を一定期間除去し、その後、1品ずつ徐々に再導入します。実施中は食事日記をつけ、症状と摂取した食品を照らし合わせることが推奨されます。
除去食ダイエットの実施方法
ダイエットは約1週間から1か月で完了します。開始時に、乳製品、卵、大豆、トウモロコシ、加工食品、そして小麦・大麦・オート麦・ライ麦などのグルテンを含む食品をすべて除去します。代わりに、米ミルク、すべての果物、魚、鶏肉、玄米、ジャガイモ、スペルト、小麦そば、米チーズ、キビ、野菜(トウモロコシ、ブロッコリー、キャベツ、玉ねぎ、ピーマン、カリフラワーを除く)を摂取できます。
数日ごとに、除去した食品を1つずつ再導入します。シアーズ博士は、まず桃、アボカド、ブドウ、にんじん、サーモンなどアレルギーが比較的少ない食品から始め、次にナッツ、大豆、乳製品などアレルギーが起こりやすい食品を導入することを推奨しています。各食品を導入した後は、数日間様子を見て、アレルギー反応が出るか確認します。
症状
症状は、食べた直後に現れることもあれば、数時間~数日後に出ることもあります。口のしびれ、じんましん、喘鳴、腹痛、唇・舌・喉の腫れなどが代表的です。重度の場合はアナフィラキシーショックが起こり、気道閉塞や血圧低下、頻脈を伴うため、緊急医療が必要です。
デメリット
除去食中はカフェインも摂取できないため、頭痛などの離脱症状が出ることがあります。また、除去対象が多いため、必要なビタミンやミネラルが不足しがちです。さらに、除去リストに含まれない食物アレルギーや感受性がある場合、このダイエットだけでは検出できません。
