インチワームの見分け方
観察ポイント
インチワームは全長約1インチ(約2.5cm)で、体は滑らかです。色は茶色、濃緑、明緑、黒などの土色系が多いです。識別する際は、生息環境、食性、被害状況、前後の足の対数などを確認するとよいでしょう。
東部テント毛虫(Eastern Tent Caterpillar)
東部テント毛虫は、数が多いと1シーズンで樹木を枯死させるほど破壊的なインチワームです。樹木の枝に蜘蛛の巣のような円錐形の繭(まゆ)を作り、捕食者から身を守りながら葉を食べ続けます。
カンカーミミズク(Cankerworms)
カンカーミミズクは、東部テント毛虫と同様に細いシルク糸で薄いラインを作り、捕食者から逃げます。体に縞模様があり、色はさまざまです。主に果樹などの樹木に生息し、葉を食害して大量発生すると樹木に深刻な被害を与えます。
ルーパー(Loopers)
ルーパーは「測定虫」や「スパンワーム」とも呼ばれ、前方に3対、後方に2〜3対の足(付肢)があります。後ろ足を前に引き上げて体をアーチ状にしながら前進する独特の動きが特徴です。
成長と成虫
インチワームはジオメーターモス(Geometridae科)に属する蛾の幼虫です。成虫は翼幅約3/8インチ(約1cm)から2インチ(約5cm)で、灰色や茶色の体に多彩な斑点や模様があり、樹皮や枝に溶け込むように止まります。
