モリブデン中毒の原因・症状・診断・治療法
原因
土壌がアルカリ性(pH>7)で、工業汚染やモリブデン・石灰を含む肥料が使用されると、植物にモリブデンが蓄積します。これを摂取した家畜は、銅との摂取比率が低下し、正常な 6:1 の比率に対し 2:1 以下になると中毒を起こします。
症状
牛の毛や目の周囲の皮膚が脱色するほか、繁殖力低下、関節痛、貧血が見られます。
診断
血液または肝臓中のモリブデン・銅濃度を測定し、飼料中のモリブデンが過剰であることを確認します。
治療法
食餌に硫酸銅を添加することで中毒を緩和できます。必要に応じて銅グリシン酸塩の注射も行います。
