単純炭水化物がコレステロールに与える影響
コレステロールは、飽和脂肪酸、トランス脂肪、アルコール、そして単純炭水化物の摂取量など、さまざまな要因で影響を受けます。特に単純炭水化物は中性脂肪(トリグリセリド)レベルに大きく関与します。
単純炭水化物の影響
白パン、白いジャガイモ、白米、砂糖を含む食品などの単純炭水化物は、トリグリセリドの濃度を急激に上昇させます。一度の過剰摂取でも、血中トリグリセリドは顕著に増加します。
トリグリセリドとは
トリグリセリドは血液中に存在する脂肪化合物で、エネルギーとして貯蔵されますが、過剰になると血管壁にプラークとして沈着し、血流を阻害します。
LDLとHDL
LDL(「悪玉」コレステロール)を減らすことは重要ですが、同時にHDL(「善玉」コレステロール)も低下させてしまうと逆効果です。脂肪の代わりに単純炭水化物を同等のカロリーで摂取すると、HDLが最大で20%減少することが報告されています(Julius Torelli博士とGeorge Ryanの『Beyond Cholesterol』)。
インスリン抵抗性
単純炭水化物中心の食事は肥満を招き、結果としてインスリン抵抗性を引き起こします。インスリンが正常に働かなくなると、血中のブドウ糖が増加し、同時にトリグリセリドも上昇します。
メタボリックシンドローム
単純炭水化物の過剰摂取は血糖とトリグリセリドを上昇させ、肥満を助長します。これに加えてHDLが低下し、血圧が高い状態が続くと、メタボリックシンドロームとなり、心疾患リスクが2倍に高まります。
