アセロラベリーとは?
母なる自然は、私たちの体に必要な栄養素を豊富に含む美味しい果実をたくさん提供しています。アセロラベリー(バルバドスチェリー、プエルトリコチェリーとも呼ばれる)は、ブラジルやカリブ海諸島で親しまれている甘酸っぱい果実ですが、米国ではあまり知られていません。アセロラベリーは美味しいだけでなく、体にとって重要な栄養素を豊富に含んでいます。
起源
- アセロラベリーは現在、世界の亜熱帯地域で栽培されていますが、起源はユカタン半島と考えられています。現在は米国南部テキサス州、フロリダ州、カリブ海地域、東南アジア、そしてブラジル(最大の栽培面積)でも栽培されています。先住民は、赤痢や下痢、肝臓疾患の治療に利用していました。
植物の特徴
- アセロラベリーはマルピギア・エマルギナタ(Malpighia emarginata)という、熱帯地域で高さ約5メートルまで成長する速成の低木または小樹です。果実は丸く卵形で3つの葉状のくびれがあり、熟すと鮮やかな赤色になります。花が開いてから約25日で熟しますが、通常は緑色のうちに収穫されます。この段階のベリーは、完全に熟したものに比べてビタミンCがほぼ2倍含まれています。
栄養価
- アセロラベリーは自然界で最もビタミンCが豊富な果実のひとつです。ビタミンC(アスコルビン酸)は16,000〜172,000 ppm含有し、オレンジの500〜4,000 ppmと比べて格段に高いです。マグネシウム、パントテン酸、カリウムはオレンジの約2倍の量が含まれます。また、ビタミンA、チアミン(ビタミンB1)、リボフラビン(ビタミンB2)、ナイアシン(ビタミンB3)も含まれます。さらに、3-メチル-3-ブタノール、デヒドロアスコルビン酸、カルシウム、ジケトグルロン酸、ヘキサデカン酸、鉄、リモネン、L-リンゴ酸、リン、タンパク質なども含まれます。
利用法
- 食用にされるのは果実だけです。熟したベリーはそのまま食べるか、ジャム、ゼリー、ジュース、シロップに加工されます。収穫後4時間以内に処理しないと、発酵やカビの繁殖が進み、品質が急速に劣化します。
