シナモンの健康効果
シナモンは料理に使われる香辛料であると同時に、風邪などの症状緩和に用いられる薬草でもあります。ビタミンA・C・Eなどの抗酸化物質を含み、免疫力や全体的な健康をサポートします。シナモンには主に中国産とセイロン産の2種類がありますが、味は似ているもののセイロンはより甘く、上品な風味が特徴です。
抗菌作用
世界で最も健康的な食べ物(World's Healthiest Foods)によると、シナモンには抗菌特性があり、バチルス・セレウスなどの細菌や真菌の増殖を抑制します。また、カンジダという酵母の増殖も阻止します。実験室のテストでは、シナモンは一部の抗真菌薬に匹敵する効果を示すことがあります。自然療法医は、食事としてだけでなく薬としてもシナモンを処方することがあります。料理にシナモンを加えるか、錠剤として噛むことでこれらの効果を得られます。
血栓抑制
シナモンは血栓を防ぐ働きもあります。血栓は加齢や外傷・手術後に発生しやすく、血栓が大きくなると心臓、脳、肺へ流れ、脳卒中や死亡につながります。シナモンに含まれるシンナムアルデヒドは血小板の凝集を抑制し、血栓形成を防ぎます。さらに、炎症を軽減することで疾病予防に寄与します。
栄養密度が高い
シナモンは栄養価が高いスパイスです。マンガンの豊富な供給源であり、カルシウム、鉄、食物繊維も含みます。カルシウムは骨の健康を、食物繊維は消化を助け、便秘や消化不良の緩和に役立ちます。また、血糖値のコントロールにも効果が期待されます。
糖尿病への効果
カリフォルニア大学の研究によれば、シナモンはインスリン様作用を持ち、2型糖尿病のインスリン抵抗性を改善する可能性があります。更なる研究が必要ですが、現時点ではシナモンがインスリン抵抗性を低減させるという結果が示されています。
