ピーナッツバターは時に健康への懸念が取り沙汰されますが、実はさまざまな健康効果も報告されています。以下では主な研究結果と注意点を紹介します。
2型糖尿病のリスク低減
ハーバード公衆衛生学部の研究では、糖尿病既往歴のない女性83,818人を追跡し、ピーナッツバターの摂取量が多いほど2型糖尿病の発症リスクが低いことが示されました。低いグリセミック指数と食物繊維・マグネシウムが豊富なことが要因と考えられます。余分なカロリーを抑えるために、肉や精製穀物のカロリーをピーナッツバターに置き換えると効果的です。
体重増加の予防
ピーナッツバターは栄養密度が高く、タンパク質と食物繊維が組み合わさることで満腹感を持続させ、過剰なカロリー摂取を防ぎます。手軽なスナックとして、ピーナッツバターサンドやリンゴに塗るのがおすすめです。
冠動脈性心疾患のリスク低減
ピーナッツバターはLDLコレステロールと中性脂肪の血中濃度を下げ、心臓病のリスクを減少させます。ビタミンEや葉酸が豊富で、赤ワインに含まれる抗酸化物質レスベラトロールも含まれています。
食物アレルギーへの注意
米国では300万人以上がピーナッツや木の実にアレルギーを持っています。摂取するとIgE抗体が産生され、蕁麻疹や下痢、重症の場合は呼吸困難や意識喪失を伴うアナフィラキシーを引き起こすことがあります。アレルギーがある人はピーナッツ製品を完全に避ける必要があります。
