Codexが定めたナトリウム基準と関連規定
Codexとは
Codex(コーデックス)基準は、FAO(国連食糧農業機関)とWHO(世界保健機関)が共同で策定した、食品における栄養成分の国際的な基準です。消費者の健康を守りつつ、国際食品貿易を円滑にすることを目的としています。この基準は食品を輸出するほとんどの国で適用され、グローバルな食品産業の公平性を支えています。
低ナトリウム製品の基準
「低ナトリウム」や「超低ナトリウム」と表示できる食品は、Codexが厳格に定めた基準を満たす必要があります。いずれの場合も、自然の原料に含まれる塩分以外の塩化物を添加してはなりません。また、同一製品の通常版と比較してナトリウム含有量が半分以下であることが条件です。具体的な基準は以下の通りです。
- 「低ナトリウム」:100gあたり120mg以下のナトリウム
- 「超低ナトリウム」:100gあたり40mg以下のナトリウム
塩代替品の使用条件
ナトリウム量が厳しく制限されている食品では、塩の代わりに他の化合物を使用することが認められています。ただし、使用できる代替品の種類や使用量には制限があります。たとえば、ヨウ素を含む化合物は製造国の個別基準に従う必要があります。いずれの場合も、代替品を含む製品全体のナトリウム含有量は100gあたり120mg未満でなければなりません。
表示ラベルの要件
Codexは食品の実際のナトリウム含有量だけでなく、包装ラベルに記載すべき情報も規定しています。
- ナトリウム含有量は100gあたり5mg単位で正確に表示すること。
- 1食分あたりのナトリウム量も明確に記載すること。
- 塩代替品を使用した場合は、その旨を表示し、必要に応じてカリウムなど他の成分の表示にも影響を与えること。
- 賞味期限や保存方法が必要な場合は、必ずラベルに記載すること。
食用塩の品質基準
Codexは食品に使用される食塩そのものにも基準を設けています。食塩は純粋な塩化ナトリウムが最低97%以上含まれなければなりません。また、砒素、銅、鉛、水銀、カドミウムなどの有害金属の含有量についても厳しい上限が設定されており、消費者の安全を確保しています。
