低血糖対策の食事ガイドライン
低血糖(血糖値が低い状態)は、単独の疾患ではなく、さまざまな病状や薬の副作用として現れる症状です。原因となる病気の治療や薬の変更、食事の工夫で改善できます。食事で低血糖を予防・対策する基本的な指針は3つありますが、個々の体質や医師・管理栄養士の指示に合わせて調整することが重要です。
食事の回数
1日の大きな食事を数回の小さな食事や間食に置き換えることで、血糖値の急激な下降を防ぎます。朝食、昼食、夕食の後に軽いスナックを摂ると、エネルギー供給が安定します。カロリー過多にならないよう、各食事は「満腹になる前」で止め、食事中は水を飲むと食べ過ぎを防げます。
摂取すべき食品
食事や間食は、血糖指数(GI)の高い食品と低い食品を組み合わせるのがポイントです。高GI食品は速やかに糖に変わり、血糖値をすぐに上げます。一方、低GI食品やタンパク質・脂質はゆっくりと血糖に影響します。例として、全粒粉トーストに低脂肪ピーナッツバターを塗ると、トーストが速く糖に変わり、ピーナッツバターのタンパク質が血糖上昇を緩やかにします。
避けるべき食品
低血糖対策でも炭水化物は必要ですが、すべての炭水化物が同じGIを持つわけではありません。白い小麦粉、白パン、白米などの精製された炭水化物は血糖に急速に影響します。代わりに全粒粉製品や複合炭水化物を選びましょう。また、砂糖や甘い飲料は控え、無糖飲料や人工甘味料を利用すると良いです。
