リンを制限する食事(低リン食)のポイントと注意点
体はリンをどのように利用するか
リンは小腸で吸収され、約85%が骨に蓄えられ、残りは血液や組織・細胞に分布します。余分なリンは腎臓で排泄され、成人の1日の推奨摂取量は800〜1,200mgです。
リンを多く含む食品
乳製品(牛乳・チーズなど)、全粒穀物、ナッツ類に多く含まれます。リンを控えたい場合は、レバーや腎臓などの内臓肉、乳製品、炭酸飲料を避けると良いでしょう。
リンが不足した場合の症状
リン欠乏は稀ですが、起こると関節痛、倦怠感、骨の脆弱化、食欲不振、筋肉のこわばりなどが現れます。
リンが過剰になるときのリスク
腎機能が低下するとリンの排泄が滞り、血中リン濃度が上昇します。過剰なリンは血中カルシウムを減少させ、骨疾患や血管石灰化の原因となります。腎臓病患者は特に低リン食が推奨されます。
低リン食の基本は、リンの多い食品を控え、カルシウムとのバランスを意識することです。
