小児喘息は子どもだけでなく、保護者にとっても大きなストレスとなります。最近の研究により、特定の食品が喘息発作を誘発しやすいことが分かってきました。ここでは、喘息リスクを高める代表的な食品と、食生活で気を付けるべきポイントをまとめました。

母乳に影響を与えるアレルゲン食品

  • ピーナッツ、牛乳、そして大豆など、妊娠・授乳中の母親が摂取すると、これらの成分が母乳に移行し、乳児の喘息を悪化させる可能性があります。

保存料を含む食品

  • 醤油、サラダドレッシング、炭酸飲料、ゼリーやジャムなどに使用されるベンゾ酸ナトリウムは、子どもの喘息発作を誘発しやすいとされています。

旨味調味料(MSG)を含む食品

  • チーズや缶詰スープ、その他加工食品に多く含まれるグルタミン酸ナトリウム(MSG)は、喘息症状を刺激することがあります。

ファストフード

  • 女性と子どもの健康研究所の疫学者アニータ・コジルスキーによると、8〜10歳の子どもがファストフードを食べると、喘息発作のリスクが約2倍になると報告されています。

添加物を含む食品

  • 漬物、ジャガイモ、ビール・ワイン、エビ、乾燥果実・野菜などには、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウムメタ、ビスルフィトカリウムなどの添加物が含まれ、喘息を誘発しやすいとされています。

上記の食品は必ずしも全ての子どもに影響するわけではありませんが、喘息の症状が出やすい子どもは食事内容を見直し、医師と相談しながら適切な食生活を心がけましょう。