アルカリバランスを整える食事法

酸性・アルカリ性のバランスは見過ごされがちですが、逆流性食道炎や骨粗鬆症など様々な健康問題の原因になることがあります。最近アルカリバランスの乱れを感じているなら、食事を少し変えるだけで体本来のアルカリ性を取り戻すことが可能です。

酸性・アルカリ性理論

pH(ピーエイチ)スケールは物質の酸性・アルカリ性を0〜14で表し、0〜6.99が酸性、7が中性、7.01〜14がアルカリ性です。人間の体液はややアルカリ性(約7.3)を保っているため、日常の食事は酸性食品よりもやや多めにアルカリ性食品を摂ることが理想です。しかし、現代の食生活は逆になりがちで、アルカリバランスが崩れやすくなっています。

バランスの修正

アルカリバランスを整える基本は、アルカリ性食品を増やし、酸性食品を減らすことです。一般的に、フルーツや野菜が最もアルカリ性が高く、肉類、穀物、乳製品は酸性が強いとされています。具体的には、肉や乳製品、穀物の分量を減らし、その分をフルーツや野菜に置き換えるだけで効果が期待できます。

食品の酸性・アルカリ性はPRAL(Potential Renal Acid Load)という指標で評価され、正の数値が酸性、負の数値がアルカリ性を示します。以下に代表的な食品とそのPRAL値を示します。

  • アルカリ性食品(PRALが負): レーズン(-21)、ほうれん草(-14)、イチジク(-14.1)、白インゲン(-23.2)、リマ豆(-18.3)
  • 酸性食品(PRALが正): チェダーチーズ(26)、卵黄(23)、加工チーズ(28.7)、パルメザンチーズ(34.2)

上記のように、極めてアルカリ性の食品を日常的に取り入れ、極めて酸性の食品はできるだけ避けることで、アルカリバランスの改善が期待できます。まずは食事の中で「肉・乳製品・穀物」の比率を減らし、「野菜・果物」の比率を高めることから始めてみましょう。

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