さまざまな食品ピラミッドの比較と変遷
基本的な4つの食品群
米国農務省(USDA)は19世紀末から食事指針を発表してきました。当初は5〜7つの食品群が提案されましたが、1956年に「十分な食事の必須要素」として、乳製品、肉類・魚介類、果物・野菜、穀物の4つに整理しました。この構成では、乳製品を2杯以上、肉類を2〜3オンスの1食分を2回以上、穀物を4皿以上摂取することが推奨されました。
食品ガイドピラミッド(1992年)
1992年に導入された食品ガイドピラミッドは、バラエティ、量のバランス、適度さの3概念を視覚的に示しました。乳製品・ヨーグルト・チーズは上位層、肉・家禽・魚・乾豆・卵・ナッツは別の層に配置され、各層の面積は推奨摂取量に比例しています。ピラミッドの頂点に位置する「脂肪・甘味料・油」カテゴリは、少量に抑えるべきことを示しています。
My Pyramid(2005年)
2005年に登場した My Pyramid は、色分けされた帯で穀物(オレンジ)、野菜(緑)、果物(赤)、油(黄)、乳製品(青)、肉・豆類(紫)を示し、ピラミッドを登る人物のイラストで運動の重要性も強調しました。しかし、具体的な1日あたりの摂取量や食品例は示さず、個別の推奨は MyPyramid.gov のオンラインツールで提供されました。
ハーバード公衆衛生学部のヘルシーイーティングピラミッド
USDA のピラミッドに対する批判を受け、ハーバード公衆衛生学部は「ヘルシーイーティングピラミッド」を提案しました。肉・バター・精製穀物をピラミッドの最上部に置き、次に乳製品またはカルシウム補助食品、続いて豆類・ナッツ・種子・豆腐と魚・家禽・卵が同じ層に配置されます。果物・野菜、健康的な油、全粒穀物は底辺に近い層に置かれ、基礎には毎日の運動と体重管理が位置付けられています。
