低カリウム血症(低カリウム)についての解説
低カリウム血症とは
カリウムは体内の細胞に存在する電解質のひとつで、筋肉や神経の機能に欠かせません。血中カリウム濃度が 2.5 mEq/L 未満になると生命に関わる危険があるため、緊急治療が必要です。通常の範囲は 3.6〜4.8 mEq/L です。
症状
- 倦怠感や筋力低下
- 筋肉の痙攣やこむら返り
- 便秘
- 心拍の不整(不整脈)
- 重度の場合、反射が鈍くなる
主な原因
- 過度の発汗や尿の排出(利尿薬の使用)
- 腎機能障害
- 下痢や嘔吐によるカリウム喪失
- 内分泌疾患
- 下剤の過剰使用
- 食事からのカリウム摂取不足
警戒すべきサイン
以下の症状がある場合はすぐに医療機関を受診してください。
- 1日5回以上の下痢
- 止まらない嘔吐(1日5回以上)
- 食欲不振と筋力低下を伴う胸痛や動悸
治療法
- 医師の指示に基づくカリウム・マグネシウムのサプリメント
- カリウムが豊富な食品の積極的な摂取
- アルコールやカフェインの摂取制限
- 腎臓がカリウムを保持できる特定の利尿薬の使用
カリウムが豊富な食品例
- 豆類(大豆、ひよこ豆、レンズ豆など)
- アーティチョーク
- ベイクドポテト
- プラムやレーズン
- ほうれん草やカボチャ
医師と相談しながら、適切な食事とサプリメントで血中カリウム濃度を維持しましょう。
