チューブフィーディングの計算方法
チューブフィーディングとは、チューブを通じて消化管に栄養を直接投与する方法です。消化管が機能している場合、個々の栄養ニーズを満たすために最も安全で経済的な手段とされています。病院でも自宅でも実施可能ですが、基本的な原則は同じです。チューブフィーディングは敗血症のリスクを低減し、外傷に伴う過剰代謝反応を抑え、腸の構造と機能を維持します。
必要なもの
- 体重計
- 身長測定用スティック
- 栄養剤(フォーミュラ)
- 電卓
手順
- 体重計で患者の体重を測定し、kg単位で記録します。
- 身長をセンチメートル(cm)で測定し、同様に記録します。
- ハリス・ベネディクト方程式を用いて基礎代謝率(BMR)を算出します。
女性の場合:A = 体重(kg)×9.6、B = 身長(cm)×1.8、C = 年齢×4.7。
BMR = A + B + 655 – C。
男性の場合:A = 体重(kg)×13.7、B = 身長(cm)×5、C = 年齢×6.8。
BMR = A + B + 66 – C。 - 必要な水分量を計算します。目安は 1kcal あたり 1ml、または体重 1kg 当たり 35ml です。
例)体重80kg の場合:80kg × 35ml/kg = 2,800ml。 - 1日24時間で投与すべきフォーミュラの総量を求め、時間当たりの投与速度を算出します。
例)必要総量 2,800ml ÷ 24h = 117ml/h(概算で 120ml/h)。 - 計算した投与速度に合わせてフォーミュラを調整し、徐々に濃度を上げていきます。
