構成の違い
ShapeFitの情報によると、全粒小麦パンには外皮(ふすま)、胚芽、胚乳のすべてが含まれ、抗酸化物質、鉄、ビタミンA・B・E、タンパク質、炭水化物(デンプン)や不飽和脂肪酸が豊富です。一方、白パンは精製過程でふすまと胚芽が除去され、胚乳だけが残ります。胚乳は主にタンパク質と炭水化物を提供します。
血糖指数(GI)と血糖負荷(GL)
Andrew Weil医師によれば、炭水化物の吸収速度はGIとGLで評価されます。全粒小麦パンのGIは68〜70、白パンは約70と高めですが、1食当たりの食物繊維が3g以上ある製品を選ぶと、吸収が緩やかになり血糖の急上昇を防げます。
消化への効果
全粒炭水化物は水に溶ける可溶性食物繊維を含み、ゲル状になって腸内で食物のかさを増し、デンプンの消化を遅らせます。また、不溶性食物繊維は腸内のかさ増しと排泄促進に寄与します。
糖尿病患者へのメリット
食物繊維が3g以上含まれる全粒小麦パンは、炭水化物の消化を遅らせ血糖コントロールを助けます。対照的に、精製された白パンは単純なデンプンが速く吸収され、血糖が急上昇しやすく、糖尿病管理に不向きです。
心血管健康への影響
コレステロール値が高いと冠動脈疾患のリスクが上がりますが、全粒小麦パンに含まれる可溶性食物繊維は血中コレステロールを低下させる効果があります(ハーバード公衆衛生大学院の研究)。
