血中カリウム濃度が高いとどんな影響があるか?
カリウムは体内で3番目に多く存在するミネラルで、電解質として重要な役割を果たします。体内カリウムの98%は細胞内にあり、血圧の調整や脳卒中の予防にも利用されますが、過剰に摂取すると腎機能障害を引き起こすことがあります。
機能
カリウムは代謝、神経伝達、筋肉収縮、体液バランスなど、さまざまな細胞活動に不可欠です。日常の食事から適切に摂取することが健康維持に重要です。
カリウムの主な供給源
肉類、鶏肉、魚はカリウムを豊富に含みます。野菜や果物でも高カリウム食品が多く、代表的なものは柑橘類、レーズン、プラム、アプリコット、バナナ、カンタロープ、さつまいも(皮付き)、ジャガイモ、ほうれん草、ビートの葉、冬かぼちゃです。その他、白インゲン豆・ピント豆、低脂肪乳やヨーグルトも供給源となります。
推奨摂取量
米国では成人向けの「推奨食事摂取量(RDA)」は設定されていませんが、健康な成人は1日あたり約3,500〜4,700 mgのカリウム摂取が目安とされています(妊娠中はさらに多く推奨)。上限(UL)は定められていませんが、過剰摂取は中毒につながる恐れがあります。
副作用と注意点
腎臓は余分なカリウムを排泄しますが、腎機能が低下すると血中にカリウムが蓄積し(高カリウム血症)、吐き気、倦怠感、筋力低下、しびれ、不整脈などの症状が現れます。腎障害のある方はカリウム摂取を制限する必要があります。高カリウム血症は治療可能で、米国の入院患者の約8%で見られます。
過剰摂取を防ぐための対策
カリウムが多い果物・野菜・乳製品の摂取量を抑え、代わりにカリウムが少ないハーブやスパイスを使いましょう。塩の代用品(多くはカリウム含有)も避け、緑豆、キュウリ、生キャベツ、アップルソース、クランベリーなど低カリウム食品を選んでください。
