定義と健康効果
リンウス・ポーリング研究所によると、レスベラトロールはブドウやワイン、ブドウジュース、ピーナッツ、ベリー類(ブルーベリー、ビルベリー、クランベリーなど)に自然に含まれる化合物です。抗酸化作用によりがん細胞の増殖を抑制し、最終的にはがん細胞を死滅させることも示されています。また、心血管疾患のリスク低減やがんの発生抑制にも寄与するとされています。
赤ワイン
赤ワインはほとんどすべてにレスベラトロールが含まれていますが、特にスペイン産の赤ワインは発酵過程でブドウの皮を長時間浸漬させるため、他のワインに比べて濃度が高くなります。
ブドウジュース
2009年にバルセロナ大学が行った研究では、赤や紫のブドウジュースのレスベラトロール含有量はスペイン産赤ワインと同等であることが示されました。ワインが飲めない人でも、ブドウジュースで同様の健康効果が期待できます。
ブドウそのもの
2008年にイギリス・ペニンシュラ医科大学が実施した研究では、ブドウの皮に含まれるレスベラトロールが糖尿病だけでなく、心臓病やがんの予防・治療に有効である可能性が示唆されました。
ピーナッツ
1999年に米国農務省(ジョージア州)が行った調査によると、茹でたピーナッツが最も高いレスベラトロール含有量を示し、次いでピーナッツバター、ローストピーナッツの順でした。
日本のクサノオウ(胡弁)
日本のクサノオウ(学名:Fallopia japonica、別名胡弁)にもレスベラトロールが含まれます。2001年に愛媛大学が実施した実験では、クサノオウ抽出物が肺がんマウスの腫瘍成長を抑制・予防する効果が確認されました。
