ドライフルーツの栄養価とカロリーについて
果物を乾燥させると、細菌やカビの繁殖を防ぐために水分が除去されますが、同時に栄養価やカロリーにも変化が生じます。
ビタミンCが減少する
- 乾燥過程で酸素と熱にさらされるため、ビタミンCが大幅に減ります。例として、種なしブドウ1カップ(生)は約16.3 mgのビタミンCを含みますが、レーズン1カップ(乾燥)は約2.2 mgにしかなりません。ビタミンCを効率的に摂取したい場合は、生の果物を選びましょう。
カロリーが増える
- 水分が抜ける分、同量の乾燥果物はカロリーが高くなります。種なしブドウ1カップ(生)は約104 kcalですが、同量のレーズンは約434 kcalです。カロリーを抑えたいときは、乾燥果物は1/4カップ程度にとどめると良いでしょう。
脂質は少ないが満腹感は低い
- 乾燥果物は脂質がほとんどなく、栄養密度は高いですが、水分が少ないため満腹感は得にくいです。ダイエット中は、生の果物で水分を補給するか、シリアルに小さじ2杯程度(約30 g)までの乾燥果物を加えてエネルギー補給を目指しましょう。
栄養素の劣化
- 市販の乾燥果物には、変色防止のために亜硫酸塩(硫黄系添加物)が使用されることがあります。これによりビタミンCやビタミンAは比較的保たれますが、チアミン(ビタミンB1)などは減少します。
栄養上のメリット
- 食物繊維が豊富で、便通改善や血糖コントロール、コレステロール低下に役立ちます。また、鉄、セレン、カリウムなどのミネラルが多く含まれるため、貧血予防にも適しています。
