唐辛子に含まれるビタミンとその効果

種類

唐辛子は黄色やオレンジ、赤、緑と様々な色があり、すべてビタミンCが豊富です。例えば、アナハイムなどの緑色の唐辛子は、バレンシアオレンジの2〜3倍のビタミンCを含みます。赤い唐辛子はビタミンAも多く、刻んだ赤唐辛子1カップで米国農務省が定める1日の推奨量の約半分を摂取できます。乾燥した赤唐辛子はさらに濃縮されており、チリパウダー大さじ1杯でビタミンAの1日必要量のほぼ100%を得られます。

主な効果

ビタミンCは免疫機能の維持や骨・筋肉の形成に不可欠で、ビタミンCを多く含む食品を多く摂取するとがんリスクが低減すると国立衛生研究所は報告しています。ビタミンAは夜間視力の保護や骨の成長を促し、細菌やウイルス感染に対する防御にも関与します。

追加の栄養素

唐辛子はビタミンB6とミネラルのカリウムも含みます。ビタミンB6はタンパク質の利用やエネルギー代謝を助け、カリウムは体液バランスと血圧調整に寄与します。

選び方

唐辛子の辛さは「スコヴィル値」で測られ、薬剤師スコヴィルにちなんで名付けられました。入手しやすい品種では、ハバネロやスコッチボネットが最も高いスコヴィル値を持ち、カイエンやタバスコはややマイルド、ジャラペーニョやアンチョ、ポブラノは比較的穏やかです。ニューメキシコ産のチリはやや甘口です。

注意点

辛さに敏感な人は個人差がありますが、定期的に唐辛子を食べると味覚が慣れ、耐性がつくことがあります。炎症が強い場合は、水ではなく牛乳で口の中を流すと刺激が和らぎます。

調理のコツ

唐辛子の最も辛い部分は種子ではなく、内部の筋(静脈)です。筋を取り除くと辛さは抑えられますが、ビタミン含有量への影響はほとんどありません。取り扱いの際は手に付いた成分が目や敏感な部位に触れないよう注意し、手袋を使用するか、作業後はすぐに手を洗いましょう。

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