可溶性食物繊維が豊富な食品
食物繊維は、体内で消化できない植物成分です。食物繊維は水溶性と不溶性に分かれます。不溶性食物繊維は水に溶けず、腸の蠕動を促進し便秘解消に役立ちます。全粒小麦、穀物、ナッツなどが主な供給源です。一方、水溶性食物繊維は水に溶け、コレステロール低下や血糖値の安定に効果があります。以下は水溶性食物繊維が特に豊富な食品です。
サイリウムハスク(Psyllium Husk)
サイリウムハスクはインドやイラン原産のPlantago ovataの種子から採取され、100gあたり約7gの水溶性食物繊維を含む、最も高い食品の一つです。米国食品医薬局(FDA)は、コレステロール低下効果を期待して1日3〜12gの摂取を推奨しています。また、便秘や過敏性腸症候群の改善にも有効です。
オートブラン(Oat Bran)
オートブランは100gあたり5gの水溶性食物繊維を含み、LDL(悪玉)コレステロールを下げ、HDL(善玉)コレステロールを上げる効果があります。さらに、β-グルカンという成分が免疫機能を高めるとされています。
玄米(Brown Rice)
玄米は水溶性食物繊維の供給源であると同時に、マンガン、セレン、マグネシウムなどのミネラルや、健康的な脂質を多く含む胚芽層を保持しています。これらはコレステロールの低減に寄与します。白米はほとんど食物繊維を含まず、健康効果も低いです。
リンゴ(Apples)
中サイズのリンゴ1個(約150g)で約2.3gの水溶性食物繊維が摂取できます。リンゴは抗酸化物質やフラボノイドも豊富で、心血管疾患のリスク低減、炎症抑制、血小板凝集防止、血圧調整、肝臓の脂肪除去など多くの健康効果が報告されています。
エンドウ豆(Peas)
½カップ(約80g)のエンドウ豆には約2gの食物繊維が含まれ、ビタミンK、葉酸、ビタミンB6、鉄分、チアミン、ナイアシン、ビタミンCなどが豊富です。これらは骨の健康、貧血予防、エネルギー代謝、前立腺・卵巣の健康維持、DNA損傷の抑制、肉に含まれる発がん性ニトロサミンの抑制に寄与します。
