ローテーション・ダイエットプラン

ローテーション・ダイエットは、1986年に心理学者で肥満専門家のマーティン・カターン(ヴァンダービルト大学体重管理プログラム所長)が考案した食事法です。1か月間、毎日のカロリー摂取量を段階的にローテーションさせ、併せて適度な運動を行うことで、目標体重の減少を目指します。

基本情報

  • 計画は4週間で構成され、最初の3日間は極低カロリー(女性は600kcal、男性は1,200kcal)で開始します。その後、4日間はカロリーを増やし(女性は900kcal、男性は1,500kcal)、第2週はさらに増加(女性は1,200kcal、男性は1,800kcal)します。第3週は第1週と同じメニューを繰り返し、最終週は「バケーション」週として食事制限を解除します。

食事内容

  • 低カロリー期間が長いため、高脂肪・高カロリー食品は避け、満腹感を得るために野菜や果物をたっぷり摂ります。以下は600kcalの日の例です。

    【朝食】
    1オンスの強化シリアル
    8オンスのスキムミルク、ベリー類(1/2カップ)またはその他の果物

    【昼食】
    3/4カップのヨーグルト
    1/2本のバナナ
    大さじ1の小麦胚芽

    【夕食】
    3オンスの焼き魚または蒸し魚
    1/2カップのご飯
    1カップのブロッコリー
    無制限の野菜サラダ(ゼロカロリードレッシング)

理論

  • カターンは、体の代謝が食事変更後約3週間で低下すると考え、ローテーションで代謝の低下を防ぎつつ、最終週の「バケーション」で心理的なストレスを軽減し、長期的に続けやすくすると説明しています。

メリット

  • カロリー制限が明確なため、体重減少はほぼ確実です。また、最後の週に好きな食事を取れるため、精神的な負担が軽減されます。

デメリット

  • 600kcalという極端に低い摂取は飢餓状態に近く、健康リスクがあります。エネルギー不足のため運動パフォーマンスも低下し、長期間続けるのは難しいでしょう。

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