ピーナッツバターの栄養事実(天然派と市販品)
ピーナッツバターは、日常の食事に取り入れやすい栄養豊富で手頃な食品です。UCLAの管理栄養士によれば、ピーナッツバターには健康的な不飽和脂肪が豊富に含まれており、血中コレステロールを下げ、心臓病リスクを減少させる効果があります。また、価格が安く手軽に提供できるため、エネルギーが必要なアスリートにとって理想的なスナックです。
ビタミンとミネラル
ピーナッツ協会(非営利のピーナッツ教育団体)は、米国農務省(USDA)の栄養データベースから得たピーナッツの栄養情報をまとめています。ピーナッツはマグネシウム、銅、リン、亜鉛、カリウムの良好な供給源です。また、管理栄養士のナンシー・クラーク氏は、ピーナッツバターはビタミンE、マグネシウム、レスベラトロール、葉酸、少量の亜鉛の重要な供給源であると述べています。
ナチュラルと市販品の違い
クラーク氏は、ナチュラルピーナッツバターと市販のピーナッツバター(例:スキッピーやジフ)との違いを説明しています。ナチュラルピーナッツバターに含まれる健康的な不飽和脂肪は常温で液体状になることがあります。一方、市販品は見た目を良くするために加工され、その過程で一部の不飽和脂肪(モノ不飽和・ポリ不飽和)がトランス脂肪に変化します。しかし、クラーク氏によれば、市販のピーナッツバターでも比較的健康的です。2杯(約30g)の市販ピーナッツバターには総脂肪が17g、そのうち不健康な脂肪は3.5gにすぎません。
正確な栄養データの入手先
米国農務省(USDA)は「National Nutrient Database for Standard Reference(標準栄養データベース)」を提供しており、好きなピーナッツバターの正確な栄養情報を検索できます。ピーナッツバターの種類(スムーズ、チンクィ、強化、塩分添加など)によって栄養価は異なります。たとえば、データベースによれば、スムーズな低脂肪ピーナッツバターは100gあたり飽和脂肪酸が5.76g、ビタミン・ミネラル強化チンクィは7.972gです。詳細はUSDAのウェブサイトをご参照ください(リソース参照)。
アスリートへのメリット
クラーク氏は、ピーナッツバターに含まれる高カロリーが、1日3000kcal以上必要とするアスリートにとって手頃な栄養源になると指摘しています。ピーナッツバターの100kcal(大さじ1杯)あたりのコストは約7セントで、同じカロリー量のツナは60セント、デリのターキー胸肉は75セントと比べて格段に安価です。また、ピーナッツバターはたんぱく質も含んでおり、筋肉の構築・修復に役立ちます。ただし、たんぱく質含有量は他の食品ほど高くないため、たんぱく質補給としてピーナッツバターと一緒に牛乳を飲むことを推奨しています。
ダイエット中の人へのメリット
カロリーが高いことからピーナッツバターを避ける人もいますが、クラーク氏は、1杯あたり1gの食物繊維とたんぱく質が満腹感を促し、結果的に総摂取カロリーを抑える助けになると述べています。ピーナッツバターを定期的に摂取したダイエット参加者は過食しにくいという、パデュー大学の研究結果もあります。
