ストレスに効く自然ハーブ療法

軽度のストレス

リラックス効果のあるハーブティーを作るだけで、心身の緊張を和らげることができます。代表的なハーブは、ヨモギ、オート麦、カモミール、レモンバーム、ヘザップ、ウッドベトニー、リンデン、バレリアン、バーベイン、ミント、ラベンダーです。ラベンダーの香りやラベンダーオイルを嗅ぐだけでも、感覚が落ち着きます。

これらのハーブはお茶として飲むほか、カプセルやチンキ(エキス)としても市販されています。仕事の合間や就寝前に、手軽にリラックスしたいときに最適です。

慢性的なストレス

適応性ハーブ(アダプトゲン)は、体がストレスに適応しやすくなる働きを持ちます。代表的なものはシベリア人参、韓国赤参(紅参)です。日本の金子ハートクリニックで行われた研究では、紅参が肉体的・精神的ストレスへの対処だけでなく、免疫力を高め風邪やインフルエンザの予防にも効果があることが示されました。

インドのアーユルヴェーダで古くから用いられているアシュワガンダもアダプトゲンの一種で、ストレス軽減に加えてリビドー(性欲)を高める効果が期待できます。

急性のストレス

緊迫した状況下で即効性が求められるときは、神経系を落ち着かせる「神経鎮静ハーブ(ノーベリン)」が有効です。バレリアン根、パッションフラワー、野生レタスを組み合わせたチンキは、5ml 程度から始め、必要に応じて増量するとよいでしょう。

中国伝統医学の「漢方」でも、ジンセン、オリエンタルベゾア(胆石)、甘草(グリチルリチン)を配合した処方が、あらゆるタイプのストレスに対処するものとして広く使われています。

これらのハーブは自然食品店やスーパーマーケットの健康食品コーナーで入手できます。

使用上のポイントと注意点

ハーブは概ね安全とされていますが、処方薬を服用中の場合は相互作用のリスクがあります。必ず医師や薬剤師などの専門家に相談してから使用してください。

ハーブの効果を最大限に引き出すには、バランスの取れた食事、十分な睡眠、定期的な運動、深呼吸などの生活習慣が重要です。特にビタミンB群はストレス緩和に欠かせない栄養素です。

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