食品ラベルの歴史と重要ポイント

食品ラベルの歴史

1906年の食品医薬品法により、製造者名や製品の正しい表示が義務付けられ、汚染食品の販売が禁じられました。その後、食品包装に記載すべき情報を定める法律が次々に制定されました。

1913年のグールド修正条項は内容量の表示を義務付け、1938年の食品医薬品化粧品法は加工・包装食品に対し、食品名、正味重量、特定製品の原材料表示、製造者の名称・住所を記載することを求めました。また、虚偽・誤認表示を禁止しました。1974年のFDA規則では添加物を含む食品の表示と栄養価に関する主張の根拠提示が必要となり、1990年の栄養表示教育法(NLEA)は1994年に施行され、統一フォーマットの栄養成分表示が義務付けられました。2006年1月1日からは、トランス脂肪酸の量も表示対象となっています。

1990年栄養表示教育法の特徴

過去15年でスーパーマーケットの棚にあるほとんどの加工食品に「Nutrition Facts」ラベルが付くようになりました。ラベルには1食分の量、容器あたりの提供回数、カロリー、原材料、栄養成分、そして日々の推奨摂取量が記載されています。

1990年NLEAの利点

米国は世界で初めて、任意の遵守ではなく義務的な食品表示法を制定した国です。NLEAにより「ライト」「低脂肪」「脂肪ゼロ」などの表示は政府基準を満たすことが保証され、栄養素と疾患の関係に関する主張も科学的根拠が必要です。アレルギーや食事制限、カロリー・糖質・脂質・コレステロール・食物繊維の摂取管理が必要な消費者は、ラベルから必要な情報を得られます。結果としてメーカーは消費者の要望に応え、低脂肪・低塩・全粒・有機・低糖・MSG不使用など、健康志向の商品を増やしています。

1食分(サービングサイズ)の情報

カロリーだけでなく、1食分の量も重要です。例えば、クッキー1枚が350kcalと記載されていても、1食分が半枚である場合や、アイスクリーム1食分が½カップと定義されていることがあります。米国農務省は全国的な食事調査に基づき、基準量を設定しています。

原材料の表示方法

原材料は使用量の多い順に記載されます。例えば、砂糖が最初に記載されていれば、製品中で最も多く含まれていることを意味します。全粒粉パンでも、全粒粉が少量で白粉が主成分の場合、最初に記載されるのは小麦粉です。全粒粉だけのパンを求めるなら「100%全粒粉」や、全粒粉が最初に記載されているか確認しましょう。果汁飲料は「ジュース」「ジュースカクテル」など多様な呼称がありますが、原材料に砂糖や人工着色料が含まれていれば、100%ジュースではありません。

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