むずむず脚症候群(RLS)を和らげる食事法
むずむず脚症候群(RLS)とは
RLSは米国で約1,200万人が罹患しているとされ、主な症状は脚の灼熱感やうずきです。特に横になると強くなり、寝つきや睡眠の維持が困難になるため、慢性的な疲労や倦怠感を招きます。
主な原因
- 神経系に影響を与える慢性疾患(腎不全、糖尿病、パーキンソン病、末梢神経障害)
- 特定の薬剤(抗痙攣薬、抗精神病薬、風邪・アレルギー薬など)
- 妊娠後期の女性は軽度の症状が現れやすく、出産後約4週間で自然に消失することが多い
その他の要因
- 全症例の約50%は原因不明(特発性)
- 鉄欠乏や貧血が関与するケース
- カフェイン、タバコ、アルコールの過剰摂取は症状を悪化させるが、根本的な原因ではない
症状緩和に役立つ食事
現在のところ RLS の根治薬はありませんが、食事の工夫で症状の軽減が期待できます。米国国立神経疾患研究所(NINDS)では、葉酸を豊富に含む以下の食品の摂取が推奨されています。
- ほうれん草、アスパラガス、各種葉野菜
- レバー、卵、魚類、フレッシュフルーツ、ナッツ類(葉酸だけでなく鉄分やビタミンB群も含む)
食べ方のポイント
適切な食品を選ぶだけでなく、1日5〜6回の少量頻回食を心がけると、血中の栄養素やミネラル濃度が安定し、症状が和らぎやすくなります。食事は治療の補助的手段であり、医師の指示する薬物療法や生活習慣改善と併用することが重要です。
