ナイアシン(ビタミンB3)の効果と副作用まとめ

コレステロールの調整

ナイアシンは血中の善玉コレステロール(HDL)を最大35%増加させ、悪玉コレステロール(LDL)や中性脂肪を低下させる効果があります。Mayo Clinic の Gerald Gau 医師は、HDL が増えるほど LDL が減少する相関があると指摘しています。

薬剤との相互作用

スタチン系薬剤と併用すると、ナイアシンの LDL 降下効果がさらに高まります。スタチンと組み合わせることで、血中 HDL は50%以上上昇し、LDL は大幅に低下すると報告されています。

フラッシング(顔面紅潮)

ナイアシンを1,000 mg 以上の高用量で摂取すると、血管拡張による「フラッシング」が起こります。副作用を抑えるためには、低用量から始め徐々に増量することが推奨されます。その他の高用量副作用として、かゆみ、胃腸不快感、吐き気、嘔吐が報告されています。

過剰摂取と毒性

米国医学研究所は成人の耐容上限摂取量(UL)を 35 mg/日と定めています。長期間にわたり 3,000 mg/日を超えると、高血糖、黄疸、腹痛などの症状が現れる可能性があります。

ペラグラ(ナイアシン欠乏症)

ナイアシンを日常的に摂取すれば、ペラグラの発症を防げます。欠乏すると下痢、皮膚炎、認知症、倦怠感、記憶障害などが現れ、最悪の場合は死に至ります。治療にもナイアシンが用いられます。

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