ナチュラル食品とオーガニック食品の違いと認証基準

ラベリング

「ナチュラル」と表示された食品は、化学合成農薬や除草剤、合成添加物を使用していないことを示すことが多いですが、米国食品医薬品局(FDA)はこの用語を規制していません。一方、商品に「オーガニック」の表記がある場合は、米国農務省(USDA)の規定に基づき、厳格な生産基準を満たし、認証を受けた農家・生産者であることが求められます。

認証取得前の条件

「認証オーガニック」資格を得るには、まず耕作地や畜産場が基準を満たす必要があります。具体的には、認証申請の2年前までに土壌検査で化学物質が検出されないことが求められます。対照的に「ナチュラル」表示だけで販売する農家は、このような移行期間を設ける義務はありません。

コスト面の課題

オーガニック認証には審査料や記録管理のコストがかかり、小規模農家にとっては負担が大きいです。USDA は年間売上が5,000ドル未満の小規模生産者に対し、認証料を免除する制度を設けていますが、詳細な日々の記録保持と随時の現地検査は必須です。

Certified Naturally Grown(CNG)

年商5,000ドル以上で USDA の大規模認証を受けられない小規模生産者向けに、自己規制団体が提供する「Certified Naturally Grown(CNG)」という代替認証があります。CNG も厳格な有機栽培基準を設けており、CNG 表記の製品は安全性と持続可能性が保証されています。

共通の生産方法

オーガニック認証、CNG いずれの場合も、使用する種子、肥料、除草剤・農薬、土壌改良剤はすべて自然由来でなければなりません。購入した有機種子の領収書や使用した代替資材の記録を保持し、作物の輪作を推奨して土壌の健康と収量を向上させます。また、土壌は毎年化学残留物の検査を受けます。

誤表記への注意

「ナチュラル」表記だけでは実際に化学物質が使用されている場合もあるため、化学物質不使用を重視する消費者は「認証オーガニック」または「CNG」表記がある商品を選ぶことが重要です。

栄養 - 関連記事