コレステロールを上げる食品とは
コレステロールとは
コレステロールは血液中に存在する脂質の一種で、主に以下の3種類があります。
- HDL(高密度リポタンパク)…「善玉」コレステロールと呼ばれ、血管を保護します。
- LDL(低密度リポタンパク)…「悪玉」コレステロールで、血管壁に蓄積しやすいです。
- 中性脂肪(トリグリセリド)…しばしば「忘れられた脂肪」と呼ばれます。
米国心臓協会が示す目安は次のとおりです。
- 総コレステロール:200 mg/dL 未満が望ましい。200‑239 は境界域、240 以上は高コレステロール。
- HDL:男性は 40 mg/dL 以上、女性は 50 mg/dL 以上が目安。60 mg/dL 以上は特に保護的。
- LDL:100 mg/dL 未満が最適。100‑129 はやや高め、130‑159 は境界域、160‑189 は高値、190 以上は非常に高い。
- 中性脂肪:150 mg/dL 未満が正常。150‑199 は境界域、200‑499 は高値、500 以上は極めて高い。
20 歳以上の成人は、少なくとも年に1回は空腹時血液検査でコレステロールを測定することが推奨されます。
卵に関する議論
かつては卵が血中コレステロールを上昇させると考えられ、食べるべきでないとされていました。しかし、最新の研究では、1日1個程度の適量であれば問題ないことが分かっています(米国健康機関の推奨)。卵が悪いとされた背景には、ベーコンやソーセージなど脂肪分の多い肉と一緒に摂取されるケースが多いことがあります。卵を過剰に摂取したい場合は、毎朝2個の卵とベーコンやソーセージを一緒に調理し、バターをたっぷり塗ったトーストと合わせるとコレステロールが上がります。
コレステロールを上げる食品
スナックコーナーにあるほとんどの加工食品は、LDL を増やす原因となります(例外は一部のナッツ)。特に次の食品は要注意です。
- ポテトチップスやディップ、チーズたっぷりのナチョス
- フライドポテト、フライドオニオンリング
- マフィン、ドーナツ、ケーキ類(誕生日ケーキ、カップケーキ、チーズケーキ、エクレア)
- 全脂乳製品(フルファットチーズ、サワークリーム、全乳)
- アイスクリームや高脂肪のデザート
- ダブルチーズバーガーやその他の高カロリー・高脂肪ファストフード
- 過度のアルコール摂取(トリグリセリドの急上昇を招く)
これらを頻繁に摂取すると、LDL と中性脂肪が急速に上昇し、血管に負担がかかります。
警告
コレステロールを上げる食品は、心臓病や脳卒中による死亡リスクを大幅に高めます。忙しい現代人は手軽さからファストフードを選びがちですが、ハンバーガーとフライドポテトの組み合わせは健康だけでなく体重にも悪影響を及ぼします。若い世代に対しても、同様の選択は長期的に見て「食べ物による自殺」と言えるでしょう。代替例としては、グリルチキンとサラダ、ベイクドポテト(チーズ・サワークリーム抜き)に水を添えるといった、低脂肪・低コレステロールの食事が挙げられます。
選択はあなた次第
コレステロールを上げて余命を縮めるか、健康的な食事で家族や友人と長く過ごすかは、あなたの選択にかかっています。小さな決断の積み重ねが大きな差を生みます。
- フライドポテト vs サラダ
- チーズケーキ vs フルーツデザート
- ワイン1杯 vs 3杯
- 低脂肪ピーナッツバターのベーグル vs フル脂肪クリームチーズのベーグル
- 野菜と低脂肪ディップ vs チップスとフル脂肪ディップ
自分にとって何が大切か、よく考えて選びましょう。
