ビタミンCは体にどんな働きをするのか?

ビタミンC(アスコルビン酸)は人間の食事に必須の栄養素です。体内で合成できないため、食事やサプリメントで摂取する必要があります。結合組織の形成・維持、アミノ酸代謝、化学物質からの保護に重要な役割を果たします。

機能

ビタミンCはコラーゲン生成に必須で、腱・皮膚・骨・軟骨・靭帯・血管に存在します。コラーゲンと共に組織の修復や血管の維持を助け、酵素反応の補因子、抗酸化作用、薬剤や化学物質の解毒にも関与します。

種類

合成と天然のビタミンCは化学構造が同一です。新鮮な果物や野菜、特に柑橘類やブロッコリー、パセリが豊富です。動物性食品にも含まれますが加熱で失われます。サプリメントは広く入手可能です。

推奨摂取量

米国の推奨摂取量(RDA)は成人男性で1日90 mg、成人女性で75 mgです。最適量については議論がありますが、RDAは欠乏予防に十分とされています。

歴史

ビタミンという概念が確立されたのは1912年です。ビタミンCは1932年にハンガリーと米国の研究者により単離され、同年に初めて合成され、1934年には大量生産が開始されました。

注意点

ビタミンCが不足すると壊血病(かくけつびょう)を起こし、下痢、発熱、イライラ、皮膚の斑点、歯茎出血、蒼白、倦怠感、眼窩の凹みなどの症状が現れます。治療しないと致命的になることもありますが、現代ではまれです。栄養不良が問題となる地域で欠乏が見られます。

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