タラ肝油カプセルの副作用と注意点
機能
タラ肝油に含まれるオメガ3脂肪酸は、血中中性脂肪(総コレステロールの一因)を低減し、心血管の健康を支援します。また、がんリスクの低減、認知機能の向上、体重管理にも寄与するとされています。さらに、タラ肝油はビタミンAとビタミンDの重要な供給源であり、免疫機能の維持や骨の成長・強化に欠かせません。
副作用:オメガ3脂肪酸
健康な成人が低~中用量で摂取すれば概ね安全ですが、胃腸の不快感を引き起こすことがあります。米国国立衛生研究所(NIH)は、過剰摂取により出血リスクが高まる可能性があると指摘しています。鼻血や血尿、さらには出血性脳卒中の危険性があります。また、血液凝固を抑える薬や高血圧治療薬との相互作用が報告されています。
副作用:ビタミンA・D
タラ肝油はビタミンAとDが豊富ですが、過剰に摂取すると中毒症状を起こす恐れがあります。ビタミンAの過剰は胎児奇形、肝機能障害、骨密度低下(骨粗鬆症)や中枢神経障害を引き起こす可能性があります。ビタミンDの過剰は吐き気、倦怠感、体重減少、さらに高カルシウム血症を招き、認知障害や腎結石・腎不全に至ることがあります。マルチビタミンを常用している方や高用量で摂取している方は、医師に相談してください。
専門家の見解
米国食品医薬品局(FDA)は、1日あたり最大3gのオメガ3脂肪酸摂取は安全としています。ただし、糖尿病、妊娠中、高血圧・高コレステロール、魚アレルギーやナッツ・オメガ3含有食品に対する過敏症がある方は、医師と相談の上でタラ肝油の使用を検討してください。
水銀について
魚の水銀汚染が心配な方も、タラ肝油サプリはほぼ水銀を含みません。サメやマグロ、カジキなどの大型魚に比べて、タラ肝油は安全です。
